一言でコインロッカーと言っても、その鍵のシステムにはいくつかの種類があり、どのタイプのロッカーかによって、鍵を紛失した際の対応や費用が少し異なります。自分が利用したロッカーがどのタイプかを知っておくと、よりスムーズに対応を進めることができます。最も一般的なのが、昔ながらの「シリンダーキー式」です。お金を入れて扉を閉め、物理的な鍵を抜いて保管するタイプです。この鍵を紛失した場合は、前述の通り、管理会社に連絡してマスターキーで開けてもらい、鍵交換費用を支払うという流れになります。構造がシンプルなため、比較的費用は安価な傾向にあります。次に、近年増えているのが「暗証番号式」です。利用開始時に自分で4桁の暗証番号を設定し、鍵の代わりにその番号で解錠するタイプです。この方式の最大のメリットは、物理的な鍵が存在しないため、紛失のリスクが根本的にないことです。しかし、人間は忘れる生き物です。設定した暗証番号をど忘れしてしまうというトラブルは頻繁に起こります。この場合も、シリンダーキー式と同様に管理会社に連絡し、本人確認の上でマスターキーや管理用の番号で解錠してもらうことになります。この際、「解錠手数料」といった名目で費用を請求されることが一般的です。そして、主要駅などで導入が進んでいるのが、交通系ICカードなどを鍵として利用する「ICカード式」や「QRコード式」です。これも物理的な鍵を持ち歩く必要がないため、紛失リスクは低いと言えます。しかし、鍵として登録したICカード自体を紛失してしまったり、発行されたQRコードのレシートをなくしてしまったりするケースが考えられます。この場合も、やはり管理会社への連絡が必要です。本人確認を経て解錠してもらうことになりますが、システムの再設定などに手間がかかるため、解錠手数料が比較的高額に設定されている場合があります。どのタイプのロッカーであっても、トラブルが起きた際の最終的な連絡先は管理会社であることに変わりはありません。パニックにならず、ロッカーに記載された連絡先を確認することが、解決への第一歩です。
鍵の種類別!コインロッカー紛失時の対応